内科・糖尿病内科
心療内科・脳神経内科

ホーム > 広報誌


大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.218(2020年11月号)

にごり茶(第18回)  稲田 昌二郎

朝晩の冷えこみがきびしくなってきましたね。四万十の短い秋が足早にとおりすぎ、冬の足音が少しずつ聞こえてきたようです。
今年の冬は、ラニーニャ現象のため、少し寒い冬になるそうです。前回ラニーニャ現象が発生した2017年〜2018年の冬は、やはり全国的に寒い冬だったようです。写真アルバムをひもとくと、四万十市でも積雪がありました。雪が降るといろいろと大変なのですが、いくつになっても子供のようにワクワクしてしまいます。今年はコロナのこともあるので、暖かい冬であれ、と思うのですが、どうせなら寒い冬を楽しみたいとも思います。
 ところで冬になると、皮フがカサカサして体がかゆくなる方が多いのではないかと思います。それは、皮脂欠乏性湿疹、です。外来で多く聞かれる症状なので、本格的に寒くなる前に、ご説明しておきたいと思います。
 皮脂欠乏性湿疹の原因は、文字どおり皮脂がたりなくなることです。皮脂は皮フを乾燥や刺激から守ってくれています。お年を重ねると、皮フが薄く刺激によわくなり、さらに皮脂や水分が少なくなります。冬場はそもそも空気が乾燥していますが、暖房器具を使うのでさらに皮フが乾燥しやすくなります。熱いおふろにゆっくりつかりたいところですが、皮脂がお湯に溶けだして乾燥する原因になるそうです。かゆいとついついかきむしったりこすったりしちゃいますが、やっぱり良くないです。生活の中で出来ることがいくつかありますので、書き出しておきますね。お薬としては、保湿剤が有効です。ひどい時はアレルギーの塗り薬や飲み薬を使います。かきむしってひどくなる前に、ご相談ください!

皮脂欠乏性湿疹の予防に、生活の中で出来ること

①皮脂の落としすぎに注意です
 ・熱いお風呂、長風呂、は避けましょう(ややぬるめのお風呂がいいようで  す)
 ・ナイロンタオルでこすらない(泡立てたボディーソープ、手でなで洗いし  ましょう)
 ・お風呂上がりに、全身に保湿剤をぬりましょう
②肌着は綿(コットン)がおすすめです
 ・ウールや化学繊維は、皮フが乾燥しやすく、チクチク刺激があります
③暖房器具に注意です
 ・コタツ、電気毛布の長時間の使用は注意です
 ・エアコンやファンヒーターの風に直接あたらないよう注意です
 ・できれば加湿器をつかいましょう

今月の川柳 小笠原 望

両の手を垂らしプライドなどはない

わたししかできぬわたしの仕舞い方

これはねえ 植物図鑑のような妻

じわじわとコロナ いつまで喪の時間

 

 

お知らせ

その1 今年のインフルエンザワクチン接種についてのお知らせとお願い
今年のインフルエンザワクチン接種については、コロナ禍のもと、月曜日午後の枠を増やし、以下のような形で実施しています。原則予約制です。電話でもかまいません。
1、接種日及び時間:
月曜日午後: 14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、16:30 (各7名)
火曜日、木曜日、金曜日: 15:00、16:00 (各10名)
※、できれば月曜日を利用していただければと思います
2、接種期間:令和2年10月1日(木)~令和3年1月29日(金) 
厚労省も65歳以上の方は10月1日からの早めの接種を呼びかけています。
3、接種料金:
一般の方は、2,750円(税込み)です。:
65歳以上の方は、今年は市町村と県両方の補助があり、今年中は無料です。ただし、来年からは補助がなくなり一般の方と同じ金額2,750円(税込み)となります。

その2 肺炎球菌ワクチンの接種、と公費による風しん抗体検査及び予防接種について

肺炎球菌ワクチンの接種、公費による風しん抗体検査及び予防接種を行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出ください。電話でも構いません。

その3 カレンダーができました
今年も大野内科特製の令和3年度のカレンダーができました。待合室の段ボール箱に置いてありますので、ご希望の方は持って帰ってください。

(2020年12月15日  第219号発行予定 )