内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.219(2020年12月号)

にごり茶(第19回)   稲田 昌二郎

四万十の冬は、星がとてもたくさん見えますね。山口県に住んでいた頃は、夜空はかすんでいることが多かった気がします。高知に住むようになり、これほどまでたくさんの星が見えることに驚いたことでした。高知は夜に雲がかかりにくい気候で、工場が少なく空気がきれいなためだろうと思ってます。(高知の名物はたくさんありますが、星空とおいしい水道水は、隠れた名物ですよね。) 12月13日は、双子座流星群を見に行きました。今年は新月なので、たくさんの星が流れるのを期待していました。しかし、うすく雲がかかっていたのか、ひとつも見れませんでした。新型コロナウイルスの収束を祈念して、収束・収束・収束!と念づるつもりでしたが、残念でした。
 12月になって高知県でも新型コロナの感染が急速に拡大し、収束のきざしは見えておりません。ワクチン接種が開始され、多くのひとが抗体を持つようになるまで収束しないというのが、専門家の意見です。ワクチンは、年明けから接種が開始になる可能性のあるものから、治験が遅れているものまでいろいろです。東京オリンピックまでに収束したらいいのですが、どうなるでしょうか?今年はインフルエンザがほとんど出ていないのが、不幸中のさいわいです。
 ぼくたちにできることは、マスク・手指消毒・3密を避ける・換気をするなどといったことですが、ぜひステイホームということばをもう一度思い出していただきたいと思います。新型コロナには特効薬はありません。ちょっと風邪気味くらいなら、家にこもって様子をみるのもひとつです。もちろん大変なら受診していただければと思いますし、重症化しやすいご高齢の方はもちろん、医療関係者・介護職員はもとより高齢者と接することの多い方は早めに検査をすることが必要です。大野内科でも新型コロナの抗原検査をしています。電話で予約していただいて、お車の中で検査を受けていただきます。(ただし、無症状の方はこの検査はできません。そして、症状が出てから2日目~9日目の方に限ります。)
最後に、新型コロナの検査の方だけでなく、発熱・咳・風邪の症状がある方は、来院前に大野内科までお電話いただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。(直接おいでていただくと、ちょっとあわてます。ぴえん。)

今月の川柳 小笠原 望

老いも死もこわくはないぞ千鳥足   

ぼくにだってあるそれほどの不安なら

言いあったあと食卓に一輪を      

梅一輪106歳は楽天家

 

 

お知らせ

その1 今年のインフルエンザワクチン接種終了についてのお知らせとお願い

今年のインフルエンザワクチン接種については、コロナ禍のもとたくさんの希望の方が予想され、大野内科でも例年以上のワクチンを準備していましたが、予想以上におおくの方におい出ていただき、在庫がなくなりました。
大野内科での接種は終了しました。
ご希望の方は、申し訳ありませんが、ほかの医療機関にお尋ねください。

その2 肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種について

肺炎球菌ワクチンの接種、公費による風しん抗体検査及び予防接種を行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出ください。電話でも構いません。

その3 大野内科特製カレンダー完売のお礼
令和3年版の大野内科の特製カレンダーが、今年も予定通り皆様に受け取っていただけました。ありがとうございました。

その4 年末年始の予定について
年末年始の診療予定を受付カウンターに置いています。ご参考にしてください。新型コロナウイルスが流行し、いつもと違う年末年始になりそうです。どうぞ気を付けてお過ごしください。

(2021年1月15日  第220号発行予定 )