内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.244(2023年1月号)

にごり茶(第44回)稲田 昌二郎

 暖かいお正月でした。皆さんいかがおすごしでしたでしょうか?コロナにも少しなれた今日日、何年ぶりかにご家族で過ごされた方も多いのではないでしょうか。思ったとおり、正月明けはコロナが増えていますが、インフルエンザはそれほどは流行らず、医療崩壊を来さず、ほどよくコロナの免疫をもっている方が増えていってます。大野内科では感染外来の対応に追われる毎日ですが、今年こそは収束するように祈りながらやっています。

 この週末に、高校生の男の子から、ストレスについてインタビューを受けました。探求学習のテーマとのことで、今時らしくテレビ電話でのインタビューでした。研究内容をポスターにして発表するそうです。探求学習というのは、自分自身で問いを立てて、その答えを出したいという「探究心」を大切に学習を進めていく方法だそうです。どうしてストレスに興味をもったのか、逆に質問したいところですし、自分が高校性の時にこのような学習はしたことがなく、大人相手にしっかりとインタビューする姿勢に、将来が楽しみだと思いましたし、楽しい体験でした。そんな中で、ストレスで相談を受けた場合どうすれば良いかという質問がありました。僕を含め心療内科の専門家でなくてもだれでも、まず一番にすべきことは『傾聴』だとおもっています。いろいろな悩みを、否定せずにうなずきながら、ときどき整理して繰り返しながら・・・。偉そうにいっておきながら、自分にそれが出来ているだろうか、という自問自答でした。答えは否です。大いに反省すべき点なのですが、稲田が専門としている糖尿病内科は、現役世代の方がおおく、長期間の通院が必要です。質の高い医療はもとより、通院が嫌にならないようにすることが非常に大事で、そのためお待たせしないようスピード感のある診察を心がけています。そんな中で時々ある心療内科の患者さんへゆったり目の対応、鳴り止まない発熱外来の電話への対応。全然減らないカルテの列に、どうしたらいいんだと思って、思考停止になってしまうことがあります。先ほどの高校生の男の子からストレス解消法は?との質問がありました。普段はジョギングがストレス解消ですが、緊急時は”世界のナベアツ”という芸人さんの、『3の倍数と3が着く数字の時にアホになります』というギャグを思い浮かべるようにしています。40秒ですっきりです。稲田がかたまっていたら、その最中ですのでどうか暖かく見守ってください。

それでは皆さんご一緒に、オモロー!

今月の一句小笠原 望

沈黙も会話 涙のとまるまで    抱きしめるひと言辛かったんだねぇ
聴くことの多かった日の白衣脱ぐ  欲しいのは相槌だけの優しさで

休診のおしらせ.

1月21日(土) 、3月11日(土) 小笠原休診(稲田は通常どおり診察おこないます)
2月17日(金)18日(土) 稲田休診(小笠原は通常どおりに診察おこないます)

 

 

お知らせ

その1 発熱・咳・のど・鼻水、等、風邪のような症状の方は、来院前にお電話を!
 お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
 当院では、新型コロナウイルスの抗原定性検査を行っております。
 (発症から9日目までです。無症状の方は対象外となっております。)

その2 インフルエンザワクチンは1月で終了です!(コロナワクチンはお休み中)
 今期のインフルエンザワクチンは、1月いっぱいで終了します。
 ご希望の方は早めの接種をお願いいたします。
 予約は、お電話か受付でお願いいたします。
 診察の際に接種することも可能ですので、お気軽にスタッフにお声がけ下さい。

その3 肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種
 原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。

その4 特定健診について
 予約制です。日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。

その5 コロナの検査対応もあり、お待たせして申し訳ありません
 大変お待たせしてご迷惑お掛けしております。
 11月からコロナの検査が急増しており、待合室のこみぐあいのわりにお待たせしてしまうことがあります。
 特に土曜日はこみ合いますので、どうかお時間の余裕をもってご来院くださいませ。
 なお、お急ぎの方は、遠慮無くお声がけください。

その6 1月から、小笠原先生の月曜日の外来診療がなくなります
 1月から、月曜日の午前中も小笠原先生は往診で不在となります。
 ※院内の状況により発熱外来を行ったり、検診・予防接種など不定期に行います。

 

 

2023年2月15日ごろ 第245号 発行予定です