内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.232(2022年1月号)

にごり茶(32回)稲田 昌二郎

その①
 2022年になりました。良い一年になりますようにと初詣をしたことでしたが、新年早々、オミクロン株が猛威をふるっています。1月1日の感染者数は約500人でしたが、1月16日には約2万6000人と、今までにないスピードです。幸い症状は軽いようですが、2点ほど気を付けたいと思っています。
 1つは、症状が軽いからと油断しないことです。特に高齢者、基礎疾患のある方、ワクチンの打てていない方では重症化する可能性があります。オミクロン株でも感染するとしばらく社会生活が止まります。そして、オミクロン株にかかっても、次の変異株に対する免疫がつくわけではありませんので、感染対策を怠らないようにしないといけません。
 2つめは、コロナ差別をしないことです。1月16日までの累計で、日本人の感染者数は約186万人です。およそ68人に一人が新型コロナに感染した経験があることになります。ちなみにアメリカでは約5人に一人が感染経験があります。オミクロン株の感染力で、日本もアメリカに少し近づくのではと思っています。無責任な行動で感染を拡めてしまう方も中にはいるかもしれませんが、多くの方は注意していても感染してしまった方で、わざわざ医療機関で検査を受けた方です。明日は我が身、対岸の火事ではありませんので、大変な思いをしている患者さんやご家族には優しく対応できたらとおもっています。
 どんどん弱毒化して、普通の風邪になってくれたらと期待していますが、どうなることやらです。
その②
 「ひとつぶ300メートル」、皆さんごぞんじの、グリコキャラメルのキャッチフレーズです。考案したのは、当時のグリコの広告部長、岸本水府です。水府は福助(足袋・靴下で有名)、サントリーなど名だたる企業の広告を担当し、作詞家としても活躍したそうです。そして、大正から昭和初期に活躍した川柳作家でした。川柳雑誌番傘を創刊、日本各地に番傘川柳会を組織し、ラジオで川柳を選評するなど、文学としての川柳を大衆に普及させました。そんな水府の名を冠した第7回水府賞を、このたび我らが小笠原望が受賞いたしました。川柳作家・エッセイスト・医師とマルチなところも、水府賞にふさわしいのではないかとおもっています。受賞作品は2ページ目に掲載しておりますのでご覧下さい。

ダイヤモンド富士?

今月の川柳小笠原 望

第七回水府賞受賞作品から
ドラえもんの切手で届く請求書    深呼吸大丈夫だよだいじょうぶ
まだ死なんかねえ百歳が照れながら  なにもかも汚れ介護の大笑い

 

 

お知らせ

その1 インフルエンザワクチン接種に関して
原則予約制です。受付にお申し出いただくか、お電話を。
診察のついでの場合は予約不要です。受付にお申し出ください。
1.接種日及び時間:
     月曜日 午後 : 14:00、14:30、15:00、15:30(各8名)
     火・木・金曜日 : 15:00、16:00 (各10名)
2.接種期間:令和3年10月1日(金)~令和4年1月31日(月) 
3.接種料金:一般の方:2,750円/65歳以上:1,100円

その2 発熱・咳・のど・鼻水、等、風邪のような症状の方は、来院前にお電話を!
直接おいでになられると、お待ちいただくことがあります。
  お電話で症状などお聞きして、診察の時間・場所などを調整しています。
お待たせしないため、感染予防のため、ご協力よろしくお願いいたします。

その3 肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種
肺炎球菌ワクチンの接種、公費による風しん抗体検査及び予防接種も行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。

その4 小笠原診療時間の変更のお知らせ
2022年1月から、小笠原の木曜日午後の外来診療を休止しています。
小笠原の午後の外来診療は火曜日のみとなります。よろしくお願いいたします。

その5 市民公開講座 ~コロナ禍における糖尿病治療の重要性~
糖尿病の市民公開講座です!初めてのオンライン開催!稲田の糖尿病のお師匠さんです!
大野内科ホームページのトップページ、お知らせ欄から申し込みのリンクへ飛べます!

2022年2月15日頃のよていです