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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.227(2021年8月号号)

にごり茶(第27回)  稲田 昌二郎

東京オリンピックの期間中は晴天が続いて何よりでした。しかし、8月10日ごろからの雨は延々と降り続き、長期予報では8月末まで雨の予報です。九州北部・中国地方では記録的な豪雨となっており、本日(8月15日)にかけて過去に記録したことの無いような大雨の恐れがあるそうです。四万十は今のところそれほどでもありませんが、大きな災害とならないように祈るしかありません。
 さて、最近”線状降水帯”という言葉をよく聞きます。調べてみますと、2014年の8月の広島県での豪雨から使われるようになったようです。暖かく湿った空気により入道雲がどんどんつくられて、それが上空の風で流されて、入道雲が線状に50〜200キロメートルの長さにつらなり、長い時間同じ場所にとどまり大雨を降らせるそうです。昔の大雨の記録を調べ直すと、台風以外の大雨の3分の2が線状降水帯によるものだそうです。台風のようにだんだん近づいてくるのでは無く、いきなり発生して予想が困難なため、準備が難しかったり、逃げ遅れてしまったりします。水蒸気を観測して、線状降水帯の発生を予測するシステムの研究がされているそうですが、実用化はまだまだのようです。
 さて、人類は新型コロナウイルスという長雨に見舞われています。変異株という線状降水帯もあり、なかなか晴れ間がみえません。ワクチンで収束するという期待もありましたが、どうもデルタ株の感染力の強さのまえでは、ゼロコロナはむずかしそうです。ただ、ワクチンでデルタ株でも重症化は防げますので、接種出来る方はワクチンを接種して、変異株という線状降水帯に備えておくとよいかもしれません。ワクチンで重症化を予防して、季節性インフルエンザと同じ5類感染症にして、重症になった方だけ入院で治療を行うというプロセスで、新しい”コロナと共生する晴れ渡った世界”が達成できそうに僕はおもっています。

今月の川柳小笠原望

ニッポンの行方 つくつくつくぼうし

いい人は疲れる雨は斜めから

通り雨 往診先で借りる傘         

流れよう葛藤少し残しつつ

 

 

お知らせ

その1 新型コロナウイルスワクチン接種に関して
現在、新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。四万十市では満12歳以上の方についてワクチン接種が可能となっていますが、それぞれの市町村で接種予約の順番などが決められています。接種ご希望の方は、お住いの市町村に確認しながら予約をしていただければと思います。
以下に、その問い合わせ先及び接種後の副反応などの相談窓口を記載いたします。
1,ワクチン接種、日程、予約など
➀ 四万十市の方
四万十市新型コロナワクチン接種コールセンター
電話番号:0880-34-8535 受付時間:9時~17時(土・日・祝日を含む)
※ 障害などの理由(耳が悪くて電話をかけられないなど)で予約の手続きが難しい方)は下記へ
四万十市福祉事務所(社会福祉係)
電話番号:0880-34-1120, FAX:0880-34-1880,
メール:fukushi@city.shimanto.lg.jp)
② 四万十市以外の方
それぞれの市町村の各役場でお問い合わせください
2、副反応など専門的な相談
 高知県新型コロナウイルスワクチン専門相談電話(高知県の相談窓口です)
電話番号:088-823-9889  受付時間:9時~21時(土・日・祝日を含む)
 FAX:088-873-9941 電話での相談が困難な方はFAXをご利用ください。

その2  受診前の電話継続のお願い
新型コロナウイルスの流行が続いています。その対策のため来院前に状態確認の電話をお願いしています。特に発熱、咳、喉の痛みなど風邪症状のある方は、必ず来院前に電話をお願いします。症状のある方は受診時刻を指定させていただきます。

その3  肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種
肺炎球菌ワクチンの接種、公費による風しん抗体検査及び予防接種も行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出ください。電話でも構いません。

その4 小笠原新刊発売のお知らせ
小笠原がコロナ禍の中で書き下ろした新刊、「四万十の流れのように生きて死ぬ ~いのちの終わりを自然に受け入れるためのヒント~」(清流出版)が好評発売中です。

(2021年9月15日  第228号発行予定 )