内科・糖尿病内科

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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.216(2020年9月号)

にごり茶(第16回) 稲田 昌二郎

9月も半ばになり、少し過ごしやすくなってまいりました。昼と夜の温度差がありますので、皆さん体調に気をつけておすごしください。
最近、マスクをつけなかった男性が航空機から降ろされる、というニュースが2件続きました。そこで今回はマスクのことを書くことにしました。
まず、マスクの効果ですが、マスク着用により感染を周りに拡げることを防ぐことが期待できます。でも、マスクをしている本人がうつらないかどうかは、あまりはっきりしていません。マスクはうつらないためではなく、うつさないためにするものなのですね。
そして、新型コロナは無症状の方でもうつしてしまう事があります。
そういうわけで、WHOは、症状が無くてもすべての人にマスクの着用を推奨しています。まわりの人にうつさないよう思いやることが、結果的に自分を守る。そんな仕組みです。
息苦しいですので、運動をする時や、ソーシャルディスタンスが保てるときなど、マスクを外しても大丈夫です。でも、重症化しやすい方が集まる病院の待合では、思いやりのマスクを引き続きよろしくお願いいたします。マスク違いですが・・・エル・サントという覆面レスラーは死後もマスクを脱がずそのまま葬儀をしたそうです。日本では議員となったグレート・サスケが岩手県議会にマスク着用で出席して話題になりました。
一方で、呼吸器疾患、感覚過敏、皮膚疾患、などなど、いろいろな理由でマスクがつけられず、待合室で肩身のせまい思いをされている方もおられます。自家用車や別室で待つことも可能ですのでどうぞ遠慮なくおっしゃってください。マスクをつけられないかた用のカードも受付に用意してますのでご自由にお持ち帰りください。

今月の川柳小笠原 望

手拍子に踊るいい人なんだなあ

王様は裸はだかのままの秋

二の腕の太さ子を抱き孫を抱き      

母の手を離すな揺らぐなら揺らげ

お知らせ

1、今年のインフルエンザワクチン接種についてのお知らせとお願い
今年のインフルエンザワクチン接種については、厚労省が、コロナ禍のもと、インフエルエンザ流行のシーズンを控え、特に65歳以上の定期接種対象者については10月1日以降の早めの接種を呼び掛けています。そこで大野内科においても例年通り10/1よりインフルエンザワクチンの接種を開始致します。より早く接種していただけるため、今年は、月曜日午後の枠を増やし、以下のような形で実施することにしました。宜しくお願い致します。
(原則予約制です。受付で予約を受け付けています。電話でもかまいません。)
1、接種日及び時間:
月曜日午後、14:00、14:30、15:00、15:30、16:00、16:30 (各7名)
火曜日、木曜日、金曜日: 15:00、16:00 (各10名)
※、できれば月曜日を利用していただければと思います
2、接種期間:令和2年10月1日(木)~令和3年1月29日(金) 
厚労省も65歳以上の方は10/1からの早めの接種を呼びかけています。
65歳以上の方の補助は10月から12月までです。
3、接種料金:
65歳以上の方は今年は市町村と県両方からの補助があり無料です。
一般の方は2,750円(税込み)です。

その2 大野内科健康教室のご案内
新型コロナウイルスの流行のため、当分の間、お休みとさせていただきます。また、開催できる時期が来たらあらためてご連絡させていただきます。

その3 来院前のお電話のお願い
新型コロナウイルスの再流行が起こっています。来院前にお体の状態を確認させていただきたいと思います。当日でかまいませんので、いつもの受診の前にお電話をお願いいたします。
特に風邪症状等で受診の際は、必ずお電話ください。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

その4 肺炎球菌ワクチンのお知らせ、風しん抗体検査の実施について
肺炎球菌ワクチンの接種を行っています。原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出ください。電話でも構いません。公費による風しん抗体検査及び予防接種も実施しています。ご希望の方は受付にご相談ください。

(2020年10月15日  第217号発行予定 )