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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.241(2022年10月号)

にごり茶(第41回)稲田 昌二郎

今年は、柿がなり年のようです。柿はブドウ糖を豊富に含みますので、たくさん食べすぎて糖尿病が悪くなる方がいらっしゃいます。糖尿病専門医としては悩ましい事態なのですが、枝がしなって地面に着かんばかりの鈴なりの柿をみると、もはや笑うしかありません。
 そんな柿について調べてみました。日本人と柿のつながりは古く、「日本書紀」や「古事記」に柿について記述があり、奈良時代(西暦700年ごろ)には食べられていたそうです。中国や日本でよく食べられていて、日本から欧米に伝わったことから、Kakiで通じるそうです。柿の実はビタミン類や食物繊維が豊富で、幹は家具の材料になり、葉はお茶になり、ヘタはしゃっくり止めの薬になります。
 柿好きの有名人は、何と言っても正岡子規です。【柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺】という有名な一句がありますが、その他にも多数の柿に関する句を詠んでいます。少しご紹介いたします。晩年、正岡子規は結核で療養をしていましたが、友人達は柿をお見舞いとして送ったそうです。そしてたくさんの柿をたべ続けた子規は胃をこわし、医者から柿を禁じられてしまいます。【胃を病んで柿をくはれぬいさめかな】そして、柿を食べられない子規、そのかたわらで柿を食べる家族をみて詠んだユーモラスな句がこれです。【かたわらに柿くふ人を恨みけり】親友である夏目漱石の小説『三四郎』には、子規の柿好きを紹介した部分がありますし、子規自身も、「我死にし後は柿食ヒの俳句好みしと伝ふべし」、と遺しています。そんな子規が先ほどの【柿食えば・・・】の句を詠んだ10月26日は、『柿の日』に制定されています。皆さんも、柿を食べながら、一句詠まれてみてはいかがでしょう。
※健康のために、柿は食後に、一日一個までがおすすめです!

枝もたわわに柿の実の地へとどき(種田山頭火)

今月の一句小笠原 望

ひとは愚を重ねる河はたゆたうと   漆黒の河を往診車の窓に
しあわせと言い切る母の枕元     幼な児と一手違いの将棋盤

後川の堤から望む月

お知らせ

その1 発熱・咳・のど・鼻水、等、風邪のような症状の方は、来院前にお電話を!
 お電話で症状などをお聞きして、診察の時間・場所などを調整しております。
 当院では、新型コロナウイルスの抗原定性検査を行っております。
 (発症から9日目までです。無症状の方は対象外となっております。)


その2 インフルエンザワクチンの予約受付中!(コロナワクチンはお休み中です)
 10月からインフルエンザワクチンの接種を行っています。
 予約は、お電話か受付でお願いいたします。
診察の際に接種することも可能ですので、お気軽にスタッフにお声がけ下さい。


その3 肺炎球菌ワクチンの接種と公費による風しん抗体検査及び予防接種
原則予約制です。ご希望の方は受付にお申し出いただくか、お電話を。


その4 特定健診について
これまで月・火・木・金に数件ずつお受けしておりましたが、
現在は健診日を設定して、まとめてお受けするようにしております。
日時詳細や予約については受付にてお問い合わせ下さい。


その5 毎年恒例!大野内科特製カレンダー(2023年版)作成中
11月15日頃に待合室に置く予定で、2023年のカレンダーを準備しています。

 

 

2022年11月15日ごろ 第242号発行予定