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大野内科の広報誌 《 毎月15日発行 》

Vol.226(2021年7月号)

にごり茶(第26回)  稲田 昌二郎

 朝、窓や網戸にはカゲロウがたくさんで、掃除が大変です。いつになったら落ち着くのか、ちょっとげんなりしています。患者さんに聞くと、今年は少し多いように聞きます。以前に赤鉄橋で、大量に発生したカゲロウで車がスリップしたことがあるという話も聞きます。恥ずかしながら、山口県に住んでいたときは別の虫をカゲロウと思っていたようで、本物のカゲロウを見たのはこちらに来てからが初めてです。そういうわけで、この自然現象に困りながらも興味があり、少し調べてみました。
 まず、カゲロウは羽を持った初めての昆虫だそうで、3億年ほとんど形が変わっていないとのことです。寿命が短いと言われますが、幼虫の期間が半年~1年あるので、他の虫とくらべて極端に短命ではないようです。幼虫から羽化したのが亜成虫で、この亜成虫がもう一度脱皮して成虫になります。窓や網戸にいっぱい付いている例のものは、実は亜成虫が脱皮した抜け殻なんですね。(亡骸ではないんです!)羽化してから脱皮する唯一の虫だそうです。そして驚くことに成虫には口がないそうで、何も食べません。成虫は数時間しか生きませんが、その間に交尾をして、メスは川面に着水して産卵します。多くは他の虫や鳥、魚のエサになり一生を終えるようです。
 見ためが弱々しく、成虫になってからが短命なため、人の一生の儚いことを「かげろうの命」と例えます。でも、実はそこまで短命ではなく、3億年も姿をあまり変えずに生き延びてきた、したたかな種とも言えます。最近の学説では、人類の出現は700万年前ごろとされているようですが、3億年も人類は生き残れるでしょうか。一生を懸命に生きることの積み重ねが3億年になると思えば、毎朝カゲロウたちにお前もがんばれよと、コロナに負けるなよと。応援されている気持ちで、抜け殻の掃除をさせていただくことができるかもと、思ったことでした。
※以下、虫の苦手な方は閲覧注意です!

今月の言葉小笠原望

こころは理屈ではかわらない/説得では/長続きする変化は生まれない

子どもも夫婦も/大変さの中で/ゆっくりと

自分の中でうまれてきた気持ちだけが/自分のものになる

 

 

お知らせ

その1 新型コロナウイルスワクチン接種に関して
現在、新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいますが、四万十市を含めそれぞれの市町村で接種予約の順番を決めています。接種ご希望の方は、お住いの市町村に確認しながら予約をしていただければと思います。
以下に、その問い合わせ先及び接種後の副反応などの相談窓口を記載いたします。
1,ワクチン接種、日程、予約など
➀ 四万十市の方
四万十市新型コロナワクチン接種コールセンター
電話番号:0880-34-8535 受付時間:9時~17時(土・日・祝日を含む)
※ 障害などの理由(耳が悪くて電話をかけられないなど)で予約の手続きが難しい方)は下記へ
四万十市福祉事務所(社会福祉係)
電話番号:0880-34-1120, FAX:0880-34-1880,
メール:fukushi@city.shimanto.lg.jp)
② 四万十市以外の方
それぞれの市町村の各役場でお問い合わせください
2、副反応など専門的な相談
 高知県新型コロナウイルスワクチン専門相談電話(高知県の相談窓口です)
電話番号:088-823-9889  受付時間:9時~21時(土・日・祝日を含む)
 FAX:088-873-9941 電話での相談が困難な方はFAXをご利用ください。

その2  受診前の電話継続のお願い

新型コロナウイルスの流行が続いています。その対策のため来院前に状態確認の電話をお願いしています。特に発熱、咳、喉の痛みなど風邪症状のある方は、必ず来院前に電話をお願いします。症状のある方は受診時刻を指定させていただきます。

その3  祝日変更確認のお願い(オリンピック開催に伴う今年のみの措置)
今年のオリンピック開催に伴い今年の祝日の海の日、山の日、スポーツの日は変更しています。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
また、お盆の期間中の大野内科の診療は、平常通りで実施していますのでよろしくお願いいたします。

その4 小笠原新刊発売のお知らせ

小笠原がコロナ禍の中で書き下ろした新刊、「四万十の流れのように生きて死ぬ ~いのちの終わりを自然に受け入れるためのヒント~」(清流出版)が好評発売中です。

 

 

(2021年8月15日  第227号発行予定 )